システムトラブルで2回受けた。
募集要項には「一般教養試験(大学の教養課程相当)」との記述、よくある質問には「人文科学・社会科学分野を含む広範な素養・知識を評価するための試験です」との記載が書かれている。
大学の教養課程、人文科学、社会科学というキーワードから公務員試験の定番問題集「新スーパー過去問ゼミ6」の必修問題かつ国家総合職での出題頻度が高い問題を選んで学習した。
前半はほとんどが公務員試験の問題。
新スーパー過去問ゼミ6の例題問題レベルの問題がそのまま出た。
頻出度Bの問題も多く出ていたので、頻出度A,Bは少なくとも抑えておいたほうが良い。
この人の解説動画がすごくわかりやすいのでお勧め。
社会科学、人文科学は参考書の問題は出なかった。
日本史と世界史で1~2問ずつ、社会科学系で1~2問の出題であった。
出題数も少ないので、参考書でしっかり勉強・・・とまではやらなくてもよさそう。
募集要項には「大学卒業程度のSTEM分野の知識や論理的思考力を評価するための試験です」とあったため、新スーパー過去問ゼミ6の自然科学編をかなりやりこんだ。
それこそファミレスで夜中まで勉強した。
ただ、結果は惨敗。問題集からはほとんど出題されず、大学受験の数Ⅲレベルの問題が数多く出題された。
大学受験受けたての人はそこそこできたのかもしれないが、20年近く経過した自分では太刀打ちできなかった。
一般的に小論文は、福祉、教育、環境、観光など、社会の問題についての解決策などを記述するもの。
「読解力」「文章作成能力」が試されているのであって、アイディアの優秀さを試されてはいませんとのこと。
平均的には60分で800~1000字。よくあるテーマで以下のお題を考えていた。
- 少子高齢化(現在の日本の社会問題のほとんどは少子高齢化なくしては語れません)
- 男女平等参画社会・女性の活躍
- ITの活用
- AIの躍進と活用
- 労働問題・ワークライフバランス
- 地域振興
- 危機管理・災害対策
- 国際化・グローバル社会
- 環境問題
ただ実際に出題されたのは得意な分野の話題だったので、あれこれ気にせずサクサク記述することができた。
これだけは高得点に期待!
適性検査で有名なのは日本エス・エイチ・エル社のもの。
よく試験で出るのは①知的能力検査、②パーソナリティ検査の2つらしい。
知的能力検査は計数、言語、英語。
パーソナリティ(OPQ)は1つの設問に対し、「はい・いいえ」で答える一問一答形式ではなく、4つの行動特性から自分に近いものと遠いものを1つずつ選ぶ形式のため、受検者が「自分をよく見せよう」と作為的に回答することが難しい設問形式らしい。
過去問を解いて対策を頑張ったが、効果的ではなかったように思う。そもそも時間が全然足りない。
0次試験は・・・不合格。
合格者は205名。倍率は11倍、狭き門だった。今後は5年おきに募集をかけるらしいが、とても受かる気がしないので別の手段で宇宙を目指そうかと思う今日この頃。